茜の空



目が合った朋美はニヤリと笑う。



そこでもう一度料理を運んできた準
の隣に友香は立った。



メンバーは私と準の顔を交互に見てる。



『えへへ♡今、私のすっごく大事な人です。』



一瞬、間があいて
『えええぇぇぇ!!!!!!』の嵐が吹いた。



準も頭をかいて照れてる。



その後の質問攻めには参ったけど、
報告できてよかった。



帰り道、
朋美と歩きながら駅まで向かう。



2人してケラケラ笑う。



『みんなかなりびっくりしてたよね。しかも年下かぁ!?みたいな。』と朋美が言った。



『うんうん。でも言えてスッキリした。』



『半分びっくりして、半分安心かな。友香もやっとかぁってね!』



『そうなの!?でもまぁ、そうなりましたって感じ。』











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