兎小屋 〜side:♀〜
練習
あの笑顔を見てから
私の頭から離れないあの笑顔
私に向けてくれないかな…
っと、淡い期待を持つ
でも、叶わない…
私と生徒会長は、会話をしたことすらない
きっかけを探すが、見つからない
学年は同じでも、クラス違うし
私は委員会に入ってるわけでもない
私が学校に復活したと同時に、役目を終えたように生徒会長は、兎小屋に来ることも無かった
「茶々が…羨ましい」
放課後、茶々を撫でながら彼を想う