お星さんの下で
「ちょっと」
「なんだよ!!!」
「なんだよ、じゃないよ!
あんたEクラスでしょ!?
なんでついてくんの!ばか!」
ここはCクラスのドアの前。
「なんでだと!?
この話かってに終わらせる気か!」
「放課後話せばいいじゃん」
「俺……………は
だめだ!放課後はちょっと予定が!」
予定とか言って
「女の子と帰りたいなら
正直に言えばいいでしょ?
あたし小学生じゃないの
一人でも帰れるから」
「………………っ!じゃあ明日は?」
「んー…、明日もいいよ
これからは一人で
学校行くし一人で帰れるから
大丈夫だから。じゃね。」
(ガンッッ)
私は悠汰をドアの前に残して
自分の教室に入った。