生きてるロボット






今、彼女の研究所では
また、世の中を騒がすであろう物が作り出されようとしていた

それは“生きてるロボット”

確実に人間に近い見た目と、今までのロボットには無かったココロを彼女は作ったのだ。

しかし、このココロは人間と違う部分がある、それはプログラムに関係する。生きてるロボットは悪魔でロボットだ。つまり、性格や体質、感情は自分で生み出していくことはできるものの、それは全てプログラムとして、パソコンに送信される。そしてそれは、博士によって変更することもできる。つまり、性格も体質も、感情もすべて彼女の手の上であがくようなもの、すぐに握りつぶされてしまうほどのちっぽけな物にすぎない。

そして、もうひとつ大きな人間との違い、それは一人ひとつ超能力が使えること。「ただの人間を作るくらいなら、産めばいい」というのが彼女の意見らしい。だから超能力という違いを持たしたと彼女は言う。それ以外に理由はないと。





もうじき完成する五体の
“生きてるロボット”


それを生み出したのは
通称『生きてるロボット』
< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop