ちょこれーと
20分間ペダルを一生懸命こいだ。家に着いてチャイムを鳴らす
彼氏がニコニコしながらでてきた
そんな彼氏を見て三侑は、なぜか安心して涙がでたんだって
三侑は安心したと同時に疑問が沸いてきた
「なにかあったの???」
そう言った三侑に彼氏が言った
「ゲームに負けちゃってさあ〜」
何の事だかさっぱり分からないまま家に上がった
おばちゃんやおじちゃんはもう仕事にでていたんだって
彼氏の部屋の前まで来ると
数人の男の人の声、テレビの音なのかなって。そう思って部屋に入った。
「おっ!!!彼女さん登場ー」
「いえーい」
「いらっしゃーい♪」
いかにもかるそうな男達。
三侑の彼氏は2コ上の中三
結構悪い人と絡んでいたけれど、根はいい人だと思ってた
「え???何!??ねえ・・・説明してよ・・・」
三侑は彼氏に裏切られた。
三侑はそれから夕方まで男達の玩具にされた・・・・
信じていた大切な彼氏に・・・・
メールも電話も返って来なくて
心配で坂道も息を切らしながら、一生懸命に自転車のペダルをこいだ三侑に
その信じていた大切な人は・・・
三侑の心を、体を玩具のようにしかおもってなかったんだ
「大好きな人に裏切られるのってさぁ、悔しいじゃん!??そんな事あったから、恋はできそうもないや〜」
三侑は笑った。
目から大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちていた。