ちょこれーと



「すぐに上がるから」



自分の部屋に駆け込み下着とスエットを手に取り風呂場へ駆け込む


風呂へ駆け込んだと同時に



ガチャッ


玄関を開ける音




「おじちゃんお帰り〜」


「孝さん、お仕事お疲れ様」


父が帰って来た


「静、秀くんただいま。麻美は???」


私の両親はお互い名前で呼び合ってる


「麻美は今、お風呂ですよ」



「まだ夜御飯食べてないんだろう??てっきりもう食べ終わってるとばからおもってたんだけど」



「それが、麻はついさっき帰って来たばっかりで〜  」


皆の話し声は、お風呂の扉を閉めると共に聞こえなくなった。






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