ちょこれーと
風呂場にはシャワーの音だけが響く
シャワーが温かくなる前から関係なしに頭からかぶる
消えろアイツらの匂い
手首にはあの時に付けられたアザ
うがいを何度もする。
洗顔をしながら唇を何度も擦る
アイツらが触った所は赤くなるまで
擦った
また涙かでる
とまらない
だけど早くお風呂から出ないと・・・・
「麻美〜!!秀くんが晩御飯待ってるのよ〜!!早くしなさい〜」
母さんの声
「・・・はい」
タオルで体を拭くとき
自分の身体の赤さに驚いた
擦ってる時は一生懸命で自分を忘れてた・・・