最強少女と最強の男たち
「ウィル久しぶり。なんか懐かしい感じがする。」

「その言い方ババくせぇよ?」

「むぅ~」

「はは。やっぱ雪菜は面白い。」

「ウィル。私さみんな連れてウィルたちがいる学校に戻ろうと思う。」

「なんだ?淋しくなったか?」

「うん。ちょっとね。当たり前に居たのに急にいなくなると居心地悪い。それにウィルいなくなったから遅刻しそうになるよ。」

「お前寝起き悪いもんな。」

「もう私寝るね。明日王国行くから。」

「俺も行く。」

「いい。」

「どうせ巻き込みたくないとか考えてるんだろ?」

うっ・・・

「図星だな。俺は行くよ?雪菜たまには頼れよ?」

「ん。ありがとう。じゃあ明日一緒に行こ!でもウィルには晶たちに伝言して欲しかったんだけど・・・」

「あいつ見てみたいな・・・明日伝言してやるよ。」

「でもそれじゃあ・・・」

「大丈夫。朝早く行けば間に合う。雪菜も行くか?」

「うん。でも車の中にいるよ。」

「そうか。じゃ決まりだな。」

「寝るね。じゃ、おやすみ!」

「おやすみ。」


ウィルに会って安心した気がする・・・

明日楽しみのような、不安、緊張するな・・・

そう思いながら眠りに就いた。
< 102 / 220 >

この作品をシェア

pagetop