最強少女と最強の男たち
ウィルサイド

「着いた。」

でけぇ学校だな・・・うちもそう変わらないが・・・

「行くか・・・」

寮の最上階に着き雪菜から貰った鍵でドアを開けた。

瑞「誰ですか?」

いきなり質問か・・・

「俺はウィル。雪菜の執事だ。」

晶「げっ!ウィル・・・」

「よぉ。学校のもう一人の王子様?」

晶「お前なんでここに・・・」

「雪菜から聞いてないのか?伝言しにきた。」

晶「聞いたような聞いてないような・・・」

カ「それより伝言って?」

「ああ。今日王国に行くけど最悪の場合帰れないかもしれない。だとさ。まあ俺も行くから平気だけどな。」

白「俺も連れて行ってください。」

『えっ!?』

「無理だな・・・あいつはお前らを巻き込みたくないから連れて行かないからな。」

海「だったらなんであんたが行けるんだよ?」

「俺は勝手に付いて行くだけだからな。」

カイ「なら俺らだって勝手に付いて行くだけだ。文句ねぇだろ?あんたも勝手に行くんだから」

「はぁ~ったくしょうがねぇな・・・雪菜に怒られても知らねぇからな」

晶「以外にイイ奴だな。」

「以外は余計だ。」

武「でもどうやって飛行機に乗るんだ?」

那「荷物検査があるし隠れるとこはない・・・」

「安心しろ。雪菜だと顏パスで行けるから荷物検査もない。それに自家用だから平気だ。」

海「雪菜のとこすげぇな・・・」

「ほら行くぞ。行かねぇと置いてかれるぞ?」


雪菜怒るだろうな・・・

まあどうなるか面白そうだな。
< 104 / 220 >

この作品をシェア

pagetop