最強少女と最強の男たち
雪母「ありがとう・・・」

ニコッ

雪母「学校辞めてもらう話だけど明日ぐらいでいい?」

春馬「ああ。」

明日・・・

いいのかな・・・

このままみんなに会わずに去ってしまって。

でも李豊は私の事なんか嫌いになってるよね・・・

雪母「雪菜?」

「はっ!!何?」

雪母「雪菜も明日ぐらいでいい?」

「うんいいよ。」

瑠「雪菜自分に嘘をついたら駄目だ。」

「嘘なんて・・・」

瑠「何かあっただろ?」

「・・・・」

瑠「雪菜。俺はそんな顔をした雪菜と一緒に居ても嬉しくない。」

瑠「まだやり残せないことがあるんだろ?行って来い。待ってるから、な?」

「瑠維さん・・・パパありがとう!行って来る!」

瑠「ああ!笑顔で帰って来い!」

「あいさ♪」

瑠「媟菜にそっくりだな。」

雪母「でしょ?」

瑠「笑った時とか。」

雪母「そりゃ私の子どもだからな。」

瑠「キャラが昔に戻ってる。」

雪母「ふふ。たまにはな♪」

瑠「そういうとこも愛してる。」

雪母「私も・・・」

春馬「あの~人前でイチャイチャしないでくれますか~?イライラするんで。」

瑠「春馬気にするな♪」

春馬「気にするわ!!」

雪母「ふふ。親子ね♪」

ん?ちょっと待てよ・・・

雪母「春馬ってAB型よね?」

春馬「そうだけど?」

雪母「瑠維はA型で私はB型。雪菜もAB型。あいつはO型。確かO型とB型の間にはABは生まれないはず・・・」

春馬「ってことは・・・」

雪母「春馬も瑠維の子どもってこと。」
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