最強少女と最強の男たち

～裏庭～

ララ「ウル！！」

ウル「ララ？」

ララ「わ、私ね、ウルのことが好き！！」

ウル「･･･ごめん。」

ララ「わかってた。だから気にしないで。」

ウル「待て。」

ララ「何？」

ウル「俺が雪菜のこと好きな理由知りたいか？」

ララ「え？何？いきなり･･･」

ウル「いいから。聞きたい？」

ララ「うん･･」

ウル「ひとまず、ベンチに行こう？」

ララ「うん。」

ウル「俺が雪菜を好きになった理由･･･」

俺が大学入ってまもない時･･･

天才美少女が戻って来たってすごい噂があったんだ。

どんなやつか見てみたくて見に行ったんだ。

そこには茶髪で茶色の瞳をした人が居た。

ララ「それが･･･」

ウル「雪菜。」

次の日その子を探したんだけど居なかった。

探しても居なくて諦めていたところに茶髪ではない黒髪の女がいた。

それが雪菜と気づいたのは茶色の瞳だったこと。

話しかけたらちょっと警戒してた。

でも話しかけて行くうちに警戒も無くなっていた。

ウル「で、今に至る。」

ララ「なんで雪菜は髪の色が変わったんだろう･･･」

ウル「色を元に戻したんじゃないか？」

ララ「それでも一回ぐらいならこげ茶色ぐらいにしかならないよ？」

ウル「じゃあどうやって･･･」

「あ。居た居た。」

ララ「雪菜！」

「遅いから心配した。」

ララ「ごめんなさい。」

「いいよ。その様子だと成功した？」

ララ「それが･･･」

「邪魔者は退散するね。私もう帰るし･･･じゃあね。」

ララ「え！雪菜！？」

もう居なくなっていた。

ウル「行動早いな･･･」