最強少女と最強の男たち
祖「なんだ貴様は!!暴行容疑で訴えるぞ!!」

ルキ「好きにするといい。ただ、雪菜や媟菜さんたちを苦しめるのならば・・・」

バンッ

ルキは銃を取り出し、撃った。

ルキ「殺す・・・」

「ルキ・・・」

?「いつから貴方はそんなに狂ってしまったのかしらね・・・」

祖「菜魅・・・」

「おばあちゃん・・・」

久しぶりに見るおばあちゃん・・・

大分痩せて弱弱しくなっていた・・・

祖母「ルキくんだったかしら?」

ルキ「はい・・・」

祖母「ひとまず、銃をしまいなさい。騒がれては面倒だわ。」

ルキ「はい。」

祖父「動いて大丈夫なのか・・・?」

祖母「ええ。危篤から抜け出したの♪もう全然平気よ!昔のように雪菜みたいに仕事出来ちゃうぐらいね。」

「おばあちゃん!」

祖母「雪菜大きくなって・・・子はすぐ成長するものね・・・」

祖父「雪菜が会社をすべて継ぐそうだ。これで安心だ。」

祖母「貴方は間違っているわ・・・私が望んでいること・・・それは事業発展でも経済発展でもない。雪菜や今生きている人たちが幸せになってもらうこと。雪菜や媟菜たちを苦しめることじゃない」

祖父「だが、会社が・・・」

祖母「会社も確かに大事よ。だけどこの子たちを苦しめてまでやって行く必要なんてないの。媟菜には申し訳ないことをしたわ。雪菜に春馬。それに瑠維さん、ルキくんたちにも・・・」

祖父「ではどうすれば!?」

祖母「貴方が媟菜たちを認めてあげればいいの。別に大企業の息子さんじゃなくたっていい。媟菜や雪菜、春馬、ルキくんを大事に幸せにしてくれるなら誰だっていい。貴方たちが幸せならそれでいいの。雪菜。貴方にも大変な思いをさせたわね。こんなことをした私たちを許してくれる?」

頭をさげた。

祖父「菜魅・・・」

おじいちゃんも・・・・
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