最強少女と最強の男たち
「もう知らん。さてと仕事始めるか。」

「ブラックフェイズだ!誰かボスを呼んで来い!」

「ここもボス居るのか・・・しかもこれだけいるとかめんどくさ・・・」

「シャドーちゃんと仕事!」

「あいよ。今日は気が進まないけど剣使うわ。」

「掛かって来い。」

「お前ら行けー!!」

私は空中に飛び剣を一本当てた。

グサッ

「あ~あ。せっかく手入れしたのに。ま、やったのは俺だけど。」

「てめぇら!もっと気合を入れろ!」

『おお~!!』

「集団か。ありがたい。ボスもちょうど出てきたね。」

「ロイ!下っ端頼んだ。俺はあいつを殺る。」

「了解。」

「こんばんわ。ボスさん。」

「ひぃぃぃ!」

「仲間だけ行かせて自分は逃げるか。」

「仲間を捨て、自分の幸せを願うものよ。地獄へ落ちろ。」

グサッ

「つまらない・・・もっと俺を楽しませろ!」

「シャドー?」

「はははは。」

「シャドー!やめろ!もうそいつは死んでいる!」

「死んでるからってどうした?まだ形はある。まだ死んでない!」

「ッ!やもえない。許せ!」

ガツッ

「うっ!」

バタン

「ごめんな。雪菜・・・」

「う・・・ん・・・は・・・る・ま?」

「起きた?」

「俺・・・」

「自分を責めなくていい。もう少し眠っていろ。」

「うん・・・」

スゥスゥ寝息を立て眠った。

「力・・・いや、感情の暴走か・・・」

春馬はどうしたらいいのか分からなくなっていた。
< 84 / 220 >

この作品をシェア

pagetop