最強少女と最強の男たち
私は朝起きて寮に戻ってきた。

「ただいま~」

『雪菜!』

「あ~みんなおはよう!」

カイ「おはよう。じゃなくてあいつ雪菜の彼氏って本当?」

「違うよ。お兄ちゃんだよ。シスコンだから変な事言うんだよね。」

カ「そうだったんだ。安心した。」

「なんで??」

カ「まあいろいろと。」

羅「みんな!シャドーが日本に進出したんだって!」

ギクッ

海「あ~あのマフィア潰しの?」

羅「うん。次は族かもしれないってニュースでやってるよ!」

白羅が来て口ぱくで

(ヤバくない?)

私も口ぱくで

(ヤバいよ・・・)

と答えた。

「みんなはシャドーのことどう思う?」

カイ「マフィア潰してるのはいいことだと思う。だけど」

カ「人殺しですし、」

ズキッ

羅「大人数を一人で殺るなんて」

海「バケモノだろ。俺たちも気をつけねぇとな。」

ズキッ

バケモノ、人殺しか・・・・

「だよね・・・」

羅「もし来ても返り討ち出来る様にしないとね。」

カイ「無理だろ。相手は武器持ってるしマフィア一つ潰せるんだぞ?」

カ「まあ用心しといた方が良さそうだね。」

「そ、そうだね・・・」

何一人で傷ついてるんだろう。

こういう答えが来るってことわかってたのに・・・

心のどこかで期待していたんだな私・・・
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