最強少女と最強の男たち

「ねぇあなた。やっぱり雪菜ちゃんにしましょうよ！完璧だし、カイトたちも雪菜ちゃんしか嫌って言ってることですし！」

「せっかくみなさんカイトたちのために集まってくれたんだよ？」

「ならテストだけしましょう。そうすればみんな納得してくれるわ。もちろん不合格だった場合雪菜ちゃんもそこで終わり。これでどう？」

「うむ。それなら･･･」
今KY状態･･･

それに

「テストってどういうテスト？」

「ダンスよ！カイトとカイとそれぞれ踊ってもらい、一番綺麗だったのが合格。ちなみに曲は誰も知らないわよ。カイトたちオリジナルだからね♪ではまず№１！」

カ「母さん･･･俺雪菜以外踊りたくない。」

カイ「俺も。」

「も～じゃあ最初に雪菜ちゃんに踊ってもらう。完璧だったら雪菜ちゃんで決定！これで
いいでしょ？」

カ「ああ」

カイ「それなら･･･」

「じゃ雪菜ちゃん。まずカイトと踊ってね！」

「私あまり踊ったことないですし、それに･･･」

カ「俺がリードするから、ね？」

「うん･･･」

カイトに手を引かれ、ホールの真ん中へ。

「やっぱり自信ないよ･･･」

カ「大丈夫だよ。俺が付いてる。」

「うん･･･」

「あんな子に踊れるの～？」

「どう見ても一般庶民じゃない？」

カイ「お前ら。あいつの踊り見てから言えよ。よっぽどお前らの方が下手だと思うがな。」

「っ」

音楽が始まった。

カイトみたいに優しい感じがする。

そしてなぜか体が勝手に動く。

なんか楽しい！

「すごい･･･初めての曲なのにあそこまで完璧とは･･･」

「天才を超えた天才･･･」

カイ「雪菜綺麗･･･」

曲が終わった。

パチパチパチパチ！！

「雪菜ちゃんすごいわ！」

「本当だ。これはカイもやる必要じゃない。力の差は決定的。完璧。」