僕と翔太
 翼とショウタは、自然豊かな緑の散策を終え、
今日の宿へ到着した。

「ショウタ、ここの旅館はペット用の食事があるんだよ。
良かったなショウタ。
さあ、どんな美味しい食べ物が出てくるかな。
わくわくするね」



 ショウタは喜びの声を上げながら
翼の周りをぐるぐると駆け回った。


 しかし、翼は明らかにまだ前の彼女のことを
引きずっていた。


そのためか、いつもより多くお酒を飲んでいた。
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