Fahrenheit -華氏- Ⅱ
憎しみを道連れに






**憎しみを道連れに**








いくら憎んだって、いくら恨んだって



それでも明日は来る。




その感情は終わりのないループのように






くるくるくるくる…




真咲が何を憎んでいようと、恨んでいようと



企んでいようと―――



俺はその感情にとことん向き合うつもりだ。



そう決めた。






だから瑠華を傷つけないで……


















< 298 / 572 >

この作品をシェア

pagetop