Fahrenheit -華氏- Ⅱ
憎しみを道連れに
**憎しみを道連れに**
いくら憎んだって、いくら恨んだって
それでも明日は来る。
その感情は終わりのないループのように
くるくるくるくる…
真咲が何を憎んでいようと、恨んでいようと
企んでいようと―――
俺はその感情にとことん向き合うつもりだ。
そう決めた。
だから瑠華を傷つけないで……
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