Fahrenheit -華氏- Ⅱ
運命に惑わされ、陰謀に溺れて
**運命に惑わされ、陰謀に溺れて**
誰が何を考えているのか―――なんて分からないし、
分かったところで、俺にはどうしようもできなかったに違いない。
それは最初から用意された運命だった。
誰にも逆らうことなんてできないし、
流れを変える事も不可能。
だけど諦められない。
俺は最後まで―――
抗ってみたいんだ。
諦め悪いって良く言われるけど、
諦めたらそこで終わりだろ?