兎小屋 〜side:♂〜

想いに気付いた俺

でも、一瞬で失恋したんですけど…


「付き合ってください!」


再び聞こえてくる彼女の声

彼女の好きな人って誰なんだろう

そう思い、窓に近づく俺


「…は?」


窓の外の光景を見て、思わず変な声が出た


「あいらびゅーです!」


彼女は、ウサギの茶々に向かって告白を繰り返していた

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