兎小屋 〜side:♂〜
俺の集中力がすごいのか
仕事量が少なかったのか
いつもより早く、机の上の書類がすべて片付いた
「小屋…行ってみるか」
なんとなく、そんなことを思い立ち、生徒会室を出て兎小屋へと向かった
「うわ…ヒドイことになってるんだけど?」
彼女が掃除をしていない小屋は、見事に汚れまくっていた
てか、先生…
掃き掃除くらいしてあげればいいのに
そんなことを思いながら、小屋を覗くとウサギが隅の方からこっちを見ていた
さすがに可哀想だな…
そして、俺はいつも彼女がやっている通りに、掃除を始めることにした