兎小屋 〜side:♂〜

やってみて、気づく


これ、結構疲れる…
あの子よく、1人でやってたな…


「よし、終わり」


綺麗になった小屋を見て、満足する俺

そして、段ボールに隔離しておいたウサギを小屋に戻すため抱き上げる

でも、抱き上げて気が変わった俺は、ウサギをそのまま抱っこした


こいつ、暖かいなぁ
さっきまで、水を触ってたから尚更暖かい


俺がウサギの頭を撫で続けていると、ゆっくりウサギが目を閉じた


…可愛い…


誰にも言ったこと無いが
実は、動物が好きな俺

気づいたら、口元が緩んでいた

まぁ、誰もいないし…いっか

< 7 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop