兎小屋 〜side:♂〜
やってみて、気づく
これ、結構疲れる…
あの子よく、1人でやってたな…
「よし、終わり」
綺麗になった小屋を見て、満足する俺
そして、段ボールに隔離しておいたウサギを小屋に戻すため抱き上げる
でも、抱き上げて気が変わった俺は、ウサギをそのまま抱っこした
こいつ、暖かいなぁ
さっきまで、水を触ってたから尚更暖かい
俺がウサギの頭を撫で続けていると、ゆっくりウサギが目を閉じた
…可愛い…
誰にも言ったこと無いが
実は、動物が好きな俺
気づいたら、口元が緩んでいた
まぁ、誰もいないし…いっか