大嫌いな君
君と出会った
制服よし、髪よし、気合よしっ!!

今日から、ここ全寮制の男子校

澪樟学園に俺は入門する事になった

俺、逢咲 透は期待と不安を胸にその門をくぐる

ここ、澪樟学園は向かい側の聖樟学園と仲が良く

交流も多いらしい

聖樟学園も良かったんだけど、レベルで言えばこっちの方が高いので俺はこっちにした

ふと、木の陰で寝ている奴がいる

はぁ、誰だよ。もう入学式始まるんだぞ……!?

仕方なく、俺はそいつの元へ近づく 茶髪で制服を着ていない……?

まぁ、いいか ここにいるんだから、ここの奴だし

「おい、起きろ。入学式、始まるんだぞ!!おいっ!!」

何度呼んでも返事は無い。

「ったく、しらねぇからなっ」

俺が背を向け、歩き始めた瞬間

「っ……ってめぇ!!」

俺は腕を掴まれてこかされた。俺が相手に振り向くと……

「んっ……」

キスをされた。

「っ!!……このっ…」

抵抗するも腰を掴まれていて動けない

あ、ヤバイ……舌が入り込んできて……

気がつけば、俺は相手を殴っていた

しょうがない…よな?

だって、相手がしてきたのだから…

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