大嫌いな君

俺はアイツの友達君から引き離し

指導室へと逢咲を連れて行った

「アイツとどういう関係?」

俺はトーンを落としてそう言う

「何でお前に何かに言わなくちゃいけねぇんだよ。」

苛々する……。

「はぐらかすな。」

逢咲を壁に押しやって俺は片手で壁に手をつく

「はぐらかしてねぇから!!第一、お前に話す必要なんかっ…」

俺はその言葉で切れた 何故だかは分からないけど

苛々した

必要、その言葉を聞いて

二度目のキスをした

「んっ……は、澪導……んんっ…!!」

俺は強引に口を開けさせ舌を入れた

逢咲は前と同じように押しのけようとするが、俺は力を入れる

「は、ふ……んっ、やっ…」

響くのは二人の吐息と淫らな水音

何故だか嫌だった

必要ではないと言われた気がして

俺は先輩と同じように俺を必要としないのか?

そう考えると不安で____不安で____


怖かった


必要されていないと思うと


自分が_____




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