大嫌いな君
絆
ここ、でいいんだよな
俺は何故だか高級マンションの前に立っている
何故、チャッキチャキの庶民がこんな所に立っているかだって?
それは、今日から俺はここにすむ事になったからだ
「うへぇ、無駄にキラキラしてる……。」
あーあ。最悪だ……。
さっきアイツから電話があって
『マンションの4階の506号室だから。鍵はポストの中
お前の部屋は奥の部屋でダンボールが前にあるからわかる
俺の部屋はお前の隣。入るなよ。冷蔵庫とかはあさっていいから
じゃな。』
勝手に電話して、勝手に切りやがったなあの野郎
しかも、あんな事があったっつーのに
やけに冷静だし
いつもどおりだし
あぁぁーーー!!
本当に苛つくーーー!!!
俺は鍵でドアを開けて入る
まぁ、居候だから何かしなくちゃな……
とりあえず、掃除でもするか
部屋も片付けなきゃいけねーし
……………
よしっ!!やるかぁーーー!!
俺は片付けに入った