大嫌いな君
「ってぇー……。」

俺が殴ったせいか、茶髪はやっと起きた

「んぇ?お前…誰?」

はぁ!?人にキスをしたあげく、誰だとぉ!!??

まぁ、俺も知らないのだが

「俺は逢咲 透だ!!この変態茶髪不良男がぁーーー!!!」

俺は叫びながら逃げていく

ほら、逃げたもん勝ちって言うだろ?

~入学式~

「えー、だからでしてね、これは……」

あ、やっぱ何処の学校でも校長の話ってなげぇんだな

そんな事を考えながらふと、先生の方を見ると……

は? 茶髪……だとぉ!!??

ありえねぇ、違う違う。目の錯覚だって

ほら、茶髪は何処にでもいるし……っていねぇし!!

「次は、先生の紹介です。」

「どうも、俺は1年A組のクラス担当の
澪導 悠輝です。よろしくな?」

澪……導?……そうだっ!!親父が

「お前が入る寮は脆くて潰れてしまってな、俺の後輩の澪導くんの所にお前は居候になったからな、あまり迷惑かけるなよ?あと、澪導くんはそこの教師らしいからな。これでお前の成績も上がるだろう、一石二鳥だ。ふははははーーー!!」

よく、親父も噛まなくて言えたよなぁ

じゃなくて!!

そうだ、思い出した!!俺の居候の住人だ!!

………最悪だ


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