大嫌いな君
俺は逢咲の背中を洗う
以外に大人しいな
まぁ、前はタオルで隠してるから大丈夫だけどさー
こんな事を思ってるだろうな
…、意地悪してみるか
「ほら、前向け。」
そう、さらりと言って見る
さて、煩くなるな
「はぁ!?子供でもあるまいし、何でお前に洗われなくちゃいけねぇんだよ!!」
後ろだけでも死にそうなのに、前もかよっ!!
多分、こんな事を思ってるだろう
「ぐずぐずしない、でねぇとまたキスするぞ?」
「へっへーんだ、手で隠すからできねぇよっ。」
と逢咲は言い、口を手で隠す
そうくると思った…
「…へぇ、ならこっちにも考えはあるがなぁ。」
俺はニヤリッと妖艶な笑みを浮かべて逢咲に近づく
その笑いは何かを企んでいる獣の顔
気を抜くと、心まで奪われそうな瞳
俺は逢咲の太腿を撫でる
逢咲が反応したせいで俺は理性が保てなくなり笑みを浮かべて
「反応してんの?」
いつもよりトーンを低めで囁く
逢咲はだんだん力が抜けてしまって不覚にも堕ちた
「っと……。」
逢咲を抱き受け俺は耳元で
「悪い子には、お仕置きだな。」
そう言って妖艶な笑みで笑った