大嫌いな君
只今、俺と澪導は見詰め合ってます☆
ってか、俺今日テンション高いね。
「・・・。」
「・・・。」
WAO☆ 見事に沈黙だ。
沈黙を切り裂くのはやっぱり、澪導
「…、あー。やっぱ、引いたか?」
ふぅ、と溜息をつきながらソファに座る澪導
「え?何がだ?」
恐らく、この超ファンシーなぬいぐるみ達だろう
「…このぬいぐるみ達だよ……。」
やっぱりですか!!!
「…、別にいいんじゃね?俺だって可愛い物好きだし。」
いや、嘘ではねぇし…
俺はクマのぬいぐるみを持って澪導に突き刺し
「ほら、いいじゃん。別に」
にへっ、と笑う
そんな俺を澪導は一瞬驚くも、笑った
(お、笑った…。)
「くくっ…、全くお前って奴は…。」
笑いながら俺の頭を撫でる
「本当、可愛いな…。」
ドキッ…
…え、ちょっ。何!!!???何だよ、ドキッって!!!!
まぁ、アイツは元がいいから、笑えば…
って何頷いてんだよ、俺ーーーー!!!!
ってか、やばっ。心の中で叫びすぎたのか何か頭痛い……
ってなわけねぇけど…
マジで、頭痛い……
「おい、透!?透!!!!!」
何だよ、煩いなぁ....
俺はそこで意識が途切れた____