大嫌いな君
生徒指導室に着いた

あ、コイツって生徒指導の先生だったんだなぁ

って、感心してる場合じゃねぇだろ!!

いきなりアイツがトーン低めで

「アイツとどういう関係?」

っ……なんでそんな事言うんだよ、ほっといてくれ!!

「何でお前に何かに言わなくちゃいけねぇんだよ。」

俺はそう冷たく言い放つ、顔を思わず逸らした

「はぐらかすな。」

俺を壁に押しやって片手で澪導は壁に手をつく

「はぐらかしてねぇから!!第一、お前に話す必要なんかっ…」

そう言って相手を見た瞬間

二度目のキスをされた

「んっ……は、澪導……んんっ…!!」

口を開けた瞬間、舌が入り込んでくる

前と同じように押しのけようとするが、押しのけれない

「は、ふ……んっ、やっ…」

この部屋に響くのは俺の声と2人の吐息に淫らな水音

俺は羞恥のあまりみるみる顔が赤くなっていく

「エロい顔してんな、お前。」

ニヤリッと澪導が笑った まるで





餌を見つけた獣のように___



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