シスコン★ブラザーズ


「待って。」




「まだなんかあるのか?」




「あの写真の・・・






あの写真の女の人は












俺の兄貴なんだ。」




思いもよらない言葉に私は立ち止った



そして




振り返ってー




月、澪「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。」



なんとも息ぴったり






「まじかよ、あの美人お前の・・・。

男だったのか・・・。」




「じゃぁ俊介君の彼女じゃないんだね?」





「うん。女装が趣味で・・・。

恥ずかしいから言い出せなかった。

ごめん。」




「全然いいよ。
そうかそうか。彼女じゃないんだ。」




私の心は一瞬で晴れ渡った
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