シスコン★ブラザーズ



私は俊介君に手を引かれ
観覧車の中に入った



「はぁはぁ。

もう駄目、

こんなに疲れる遊園地初めて。」




「引っ張っちゃってゴメン。」




「いや、大丈夫。

ふぅ取りあえずここに居る間は

お兄ちゃんたちも追ってこない。

多分ね・・・。」




「いや、そうとも限らないよ。」


そう言って俊介君は
後ろを指さした




「げっ・・・。」


二個後ろの狭いゴンドラに

にでかい男が三人


ひしめき合っている


そのゴンドラだけ異常に揺れてるし




怖い怖すぎる



こっちちょー見てるし


「どーする・・・?」




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