シスコン★ブラザーズ


私は何か温かいものに包まれた



突然のことに

何が何だか分からなかったけど

やっと状況が理解することが出来た

俊介君に抱き締められていた


そしてその瞬間


私達の周りに水しぶきがあがった



「きゃ・・・。



なにこれ??」




「噴水ショー。

綺麗でしょ?」



「そんなことより

俊介君服濡れるよ。」




「澪ちゃんは平気?」



「残念ながら髪の毛

もうびしょびしょ・・・。」



「ゴメン。

守り切れなかったね。」




「その気持ちで十分です。」



周りには子供たちが

いっぱい集まってきて


水遊びを始めた
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