シスコン★ブラザーズ
「澪ちゃん大丈夫だよ。」
「俊介?
お前か?
澪を誑かしている男
って言うのは。」
「俊介君はそんな人じゃないです。」
俊介君の背中に隠れながら反論
「澪ー。
冷たいなぁ、
俺はお前の彼氏だって言うのに・・・。」
あまりの衝撃に何も言えなかった
今この人とんでもないことを言った
不審者が私の彼氏??
ないないない
「私に彼氏なんていません。
ましてやあなたなんか
見たこともないです。」
「照れちゃって。
はら家帰るぞ?
お前の家はあそこだろ?」
家と家の隙間から見える私の家を指さした
「何で知ってるの?」
「言ったじゃん。
澪の彼氏だから。」
「ストーカーの間違いじゃないの?」
「そう言う冷たいとこもいいな。
ほら行くぞ。」
その男は私の腕を掴んで歩き出した
「離してー。」