シスコン★ブラザーズ


「しょうがないなぁ。」



すると突然私の体が浮いた



「これがして欲しかったんだろ?


御姫様だっこ。」



「何するのー。

私重いから。」




「はいはい。」




「お兄ちゃん達が

怒りに来るよ。」



「それがもう俺達のこと

認めてくれてるんだよね。

海斗も陸斗も月斗も陽斗も空斗も・・・」



何で・・・?



「そんなことあるわけ・・・。」




「澪ちゃんを離して下さい。」




「煩いなぁ。

取りあえず
俺達の邪魔はしないでほしい。」



その男は小声で

「澪もあいつに帰れって言って。

じゃないとあいつの足

どうなっても知らないよ。

俺結構鍛えてるから。」



俊介君の足・・・?

サッカー出来なくなる


「駄目。」




「じゃ言って。」





「俊介君、

ゴメンもう帰って。

私、大丈夫だから。」





「でも・・・。」





「お願いだから・・・。」




「そう言うことだからじゃぁな。」



私は俊介君の顔を見れなかった


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