秘密少女の非日常。Ⅱ
何でさ~こんなにお店があんの?
『涼達の考えてることがわかんない…』
「なっ知らないわよ!大一私ここ初めて知ったんだから」
『自分の会社のことなのに…』
なんでわかんないの?と、ちょっとバカにした様に言ってみる
「っ!!だいたいなんでここなわけよ!?」
だって欲しいのがここに安くで売ってるって聞いたんだもん。近場だし。まあ、涼の会社のとこだと分かってたし。どうせ涼の奢りなんだから、涼が社長の娘だからお茶とかお高いお菓子をくれるだろう。ぐへへっ
と邪な考えをしているあたし。
あ、よだれが…
垂れてませんけどねーっっ!!
『…安くで売ってるって聞いたから。』
「あんた今、やらしいことだったからはぶいたでしょ?」
真『ギクリ…』
はは。ギクリとか古くさっ!!自分で言うのもなんだけどさ!!
まあ、涼ならこのボケに突っ込んでくれるでしょ
「…大方近いからとかでしょ?」
無視されっ!いや、スルーされた!!
『……まあそれもある。』
「へぇ。じゃあ他にもあるんだ?」
『もう涼!今日は楽しい楽しいお買い物よ!!何を言ってるの!あたしは涼と楽しみたいだけっ!』
乙女に変しーん♪
的な?
なんかベ○バラのキラキラした潤った目みたいに。