秘密少女の非日常。Ⅱ



――――――――――…


40分後..



『で、出来たーー!!』


はあ、やっと終わった~疲れたー


あたしの目の前には出来たばかりの小さな鳥居と仏様とかが入ってそうな形の祠っぽいモノ。




うん、我ながら見事な出来映え!!良し良し。

うんうん、と自画自賛した。


≪真冬~造ったのはいいけどどうやって神使にするの?≫


『ああ、それなら此方から喚びかけて、あっちがあたしの声に反応したらそいつがあたしに使える神使になるの。簡単でしょ?』

ラルは驚いた様な顔をして、


≪ほぇ~真冬って物知りなんだね!!≫


とキラキラした目で言われた。あたしの全てを知らない、というか教えていないラルにちょっと罪悪感。






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