秘密少女の非日常。Ⅱ
≪ほむぁまむゆぅ、はむぃほへんほっへぇひはよ≫
(ほら真冬ー、紙とペン持って来たよ)
あたしのところまでトテテテッ、とくわえながら持って来た
あたしはその姿を見た瞬間クラッと目眩がしたぜ
『っ何でそんなにいちいち可愛いの!!』
と思わず言ってしまった
≪知らないよ!!≫
『何でよっ!?』
ああ!!もう可愛い!!!!親バカと呼ばれようが言葉あたしの耳には入らない。何故ならラルが可愛いからっ!!からっ…からっ…からっ(エコー)
(うざっ:ラル)
≪真冬まだ始めないの~?≫
『はっそうだった!すーはーすーはー…』
大きく深呼吸をする
『あっその前に姿戻さないと』
いやー忘れてたうっかりうっかりー
スーー…
あたしは元の“あたし”に戻る
≪真冬はいつ見ても綺麗だね!≫
『ありがとうラル』