秘密少女の非日常。Ⅱ
『///ふ』
あたしは円を見て言葉につまる。
円「ふ?」
真『ふっ
服を着てーっ!!』
そう、円は狐から姿を美青年に変えた時から裸なのだ
「ああ失礼致しました」
気にする様子もなく、パチンと指を鳴らしたら和服を着た姿の円
純和風で格好いい
またしても見つめていたら
「…どうしたんです?」
意味ありげに笑う円
『いっいや何でもない!』
「クスリもしかして…」
そう言って近づいてくる
「私に見とれちゃいましたか?真冬」
耳元でそう囁いてきた。背中がゾクリとして顔が熱くなる
『//いっいやそうじゃなくて和服似合うなー、て思ってただけ!』
赤くなった顔を隠すように顔を背ける
「クスッそうですか
それにしても綺麗なお方だ」
『口説いてんの?馬鹿にしてんの?』
あたしは冷めた目で聞いた。
「勿論、口説いています。」
『あたしは円の主よ?』
「良いじゃないですか。主従関係とはまた…新鮮で燃えますでしょ?」