秘密少女の非日常。Ⅱ
――――――――…
『いい?あたしが学校に行っている間ラルと大人しくしといてよ?』
「はい。勿論です。」
ニコッと笑うんだけどなんだかウソ臭い笑顔。
暫く疑う様に見ていると、
………はっ
『!!っやっばい!時間!!じゃ後よろしくねー!』
バンッ、と勢いよくドアを閉めて出て行く。
「大丈夫ですよ。ラルと大人しく真冬の学校へ行きますから安心して下さい……て言っても、もういないんですけどね…。」
クフフフ。