秘密少女の非日常。Ⅱ
「それも違う!俺は赤ずきん!!」
ビシッと自分を指差して言った。
『ほらぁやっぱり赤ずきんじゃん。』
「それは岡崎が勝手に言ってるだけだ!!」
『えー?じゃあ赤石なんとか君じゃないんだね?』
あってる?と聞くと片眉がピクピクと動いている
わーすごい。あたしもあれできないかなー?
「だーかーらー!!俺は赤石京次!!で、岡崎からは何故か赤ずきんて呼ばれてるわけ!どう?分かった!?」
『う、うんなんとなく』
赤ずきんの迫力に若干引いた。