秘密少女の非日常。Ⅱ

2人組





「それはそうと、一緒に食べていいかい?」

何がどうなってそうなんじゃい。


『お友達がいるじゃないですか。』


ほら、あの…生徒会にいた、……?なんだっけ。誰だっけ?


「ああ、雅樹なら女の子と一緒にどこかに行ったよ。」


ああ、あの人は女好きか…なんか裏切られた感。まぁ別に期待もしてなかったけどね。なんてったって変態の仲間だもんな~。


『なら会長サンも女の子と食べれば良いじゃないですか。





…それに、さっきからくるこの視線がとてつもなく腹ただしいです。』


誰が見ても分かるくらいイヤな顔をしてるんだと思う。


視線、それはこの変態に対するあっつあつの熱視線。


何が、どこら辺が良いのか分からない。この二重人格のどこが良いのやら。



あ、二重人格だからいい顔しか見てないからていうか見してないんだろうな…。


こんなにも人気あるのはきっとそのせいだからだろう。








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