rain×rain【完】
「あれは…一体どう言うつもりなんだ?
桜をあんなに傷つけて…。」
始めに口を開いたのは意外にも新八だった
「自分を見失ってた。」
俺はただ一言そう言った。
「だからってあんなことしていいのかよ!?桜は…桜は…。」
平助が感情的に声を上げた。
「ほんとに悪いと思ってる。」
なにも関係のない桜をあんな風にしちまったんだ…
悪いと思わないはずがない。
「俺は…」
一呼吸おき続きを言った。
「俺はどんな罰を受ける覚悟はできてる」