rain×rain【完】
「調子はどう?」
あぁ、なんだやっぱり風邪なんだ。
「なんだか頭痛いし、少し吐き気が…」
あははははっと沖田さんは笑い出した。
「あんなに酔っぱらってたもんね。」
…酔っぱらってた!?
どーゆーこと!?
「あの…記憶にないんですが…」
すると沖田さんは満面の笑みで「すごかったよ」とだけ言った。
全身から冷や汗がどばっとでてきた。
やばいやばい…
「まあとりあえずこれ飲みなよ。」
沖田さんはそう言って薬と水を差し出してきた。