rain×rain【完】
みんなは羽織を羽織り、刀を腰に差して
着々と出陣の準備を進めていく。
…うん。
私には何にも役割が言い渡されていないんですけど?
怖いけど副長の土方さんに聞いてみることにした。
「あの…土方さん…私?」
「あぁ?」
ひいっ!!
ちょー怖いんですけど!
「ああ…悪い。どうした?」
やっぱりピリピリしてるな…
「私は何をしたらいいでしょう?」
「お前は何もしなくていい。」
やっぱり…そう言われると思いましたよ…
だけど…
「私も…行きたいです!!」
私だけ待ってるのなんてイヤだ。