rain×rain【完】



キンキンっ


カッキィーン!!と俺は敵を跳ね飛ばした


「へっ!!そんなので俺に勝てっかよ!」


「平助!!そっちに行ったぞ!!」


「おうよ!!」


俺はそう言って新八っつぁんの方から逃げてくる浪士に立ちはだかった



「うらぁっ!!」


愛刀を振りかざす。





…!?

やべっ鉢金がずれて前が…



プシュッ…


な…にが起こったんだ?

額が痛い。


頭から血が垂れてきて目に入り視界がかすむ。

俺の体は平衡感覚を失い、地面へと倒れた


視界は赤から真っ暗になった。




「おい、平助!!…っちきしょう!!
人数が足りねえっ!!誰かいねえのかっ」

新八っつぁんの声が…遠くなった













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