rain×rain【完】
俺は会津藩の前に立ちはだかった。
「うむ、新撰組か…ご苦労であった。
ここから先は我らにまかせよ。」
何が「まかせよ」だよ。
どうせ最後だけ手つっこんで、手柄を横取りするだけのくせに。
そう考えると沸々となんとも言えない感情が込みあがってきた。
「何をしておる?早ようどけ!!」
…何を偉そうにぬかしてやがるんだ!!
「退くワケにはいかねぇな。これはてめえらのために言ってやってんだぞ?」
こいつらに手柄を取らせてたまるか!!