rain×rain【完】
私は自分の部屋へと足を早々と進ませた。
な、な、何あれ!?
「看病ありがとよ。」
そう言って土方さんは微笑んだ。
そんな土方さんなんて見たことなかったからドキリと心臓が跳ねた。
顔が熱くなるのがすごくわかった。
顔が赤いの絶対バレてたと思う。
そしてそのあと土方さん笑ったんだよ!?
あの土方さんがっ!!
すごく嬉しかった…かも…。
私の足取りはいつの間にか早足からスキップへと変わっていた。