rain×rain【完】
「や、やめてくださいっ!!」
甲高い声が聞こえた。
声のした方を見ると、甘味屋で女の子2人が浪士に絡まれていた。
「いいじゃねえかよ。ちょっとだけつき合ってくれよー。」
いわゆるナンパってやつ。
「私たちまだ仕事中なんで!!」
「仕事終わるまで待つよ。」
女の子達はなんとか断ろうとしているが、
男はしつこくねばっていた。
「こらこら、彼女たち困ってるでしょ。」
そこに沖田さんが入っていった。
「そうだよ。」
と言って平助も助け船を出しに入った。