rain×rain【完】
なんなんだこの女は。
名は見垣 桜と言うらしい。
年齢は17歳、
とうきょうと言う国から来たらしい。
どうやって来たかは不明。
行くあてもないらしい…
「で、おまえはこれからどうすんだ?」
「まぁどこかで野垂れ死ぬでしょうね。」
なんでこの女はそんなことが平気で言えるんだ?
「おい、部屋の用意はできるか?」
俺は近藤さんに聞いた。
「えっ!?土方さんこの子ここに居させる気?長州の間者かもしれないよ?」
総司が口を挟む。
「しかたねぇだろ。死なれちゃ困る…それに長州の者ではないだろう?浪士に追われてたんだ…いいだろ?近藤さん。」