rain×rain【完】



店の中はどこかしらひんやりとしていて、男の人が一人だけ席に座っていた。


「すみませーん。」


店の主人を呼ぶ。


「あーはいはい、何にいたしましょう?」

うーん…そうだな…



「あんみつで!!」


「はいよ~」

そう言って主人は店の奥へと消えていった


…ひまだ。

ここには一人で来たから話す相手もいない


隣の人とのこの微妙な空気も気まずすぎる









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