rain×rain【完】
僕は君を責めているわけじゃない。
ただ…君が…桜ちゃんが一体何者なのか白黒つけたいんだ。
今日、一日桜ちゃんをつけていてわかった
この子は何かがおかしい。
何かが僕たちとは違うんだ。
「じゃぁ…君のコト、教えてくれない?」
だって信じたいんだ。
僕たちの敵じゃないことを
証明してほしいんだ。
「まずはここに来たときの持ち物や、あの時の変な格好…あれはなんなの?」
今までずっと思っていたことを僕はとうとう口にしてしまった。